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「ほい。」ベッドに投げ入れる。
姉「ブレインシェイク…ッ…」
「…」姉貴の目覚まし時計に違和感を感じる。
7時59分…?
…8時になった。
同時に、俺の部屋の目覚ましが鳴る。
…今、何時だ?
懐中時計を開く。
この時計は常に正しい時間を刻み、製作者しか開けられない仕掛けがされている。
その時計も…8時。
「姉貴!目覚まし触ったか!?」
姉「触った様な…そうじゃない様な…?」
「おい!」
姉「目覚まし消してぇ大声を出さないでぇ!」耳当てを装着された。
そんな"だらしない大人"を置いて家を飛び出す。
遅刻寸前だ。
正直に言ってどうでもいいのだが…生徒会に1年で所属しているクセして遅刻。
それは嫌だ。
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