運命交差

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抗史「おい。」 胸倉を掴まれる。 抗史「そりゃあ羨ましいなぁ、妬ましいなぁ!」 めぐ「いらないって言うならあたしに寄越せ!」 優灯「どっ…堂々と何言ってるんですか!」 陸「それはラッキーだったね。多分、二度と無い…」 海「…お兄ちゃん?いつから居たの!?」 陸「誰よりも速くから来て、勉強してた。」 確かに最初から居た。黙々と机に向き合っていた。 この教室の3割が机と椅子のピラミットが占めている。 5~6セットは軋まない様にした。 めぐ「話を聞いた限り、南のトコ…あたしの後輩だねぇ。」 海「あ、南からなんだ。」 めぐ「あの十字路通るのって、結構珍しいんよ。 最悪、1㎞は越えるし。」
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