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「じゃあ英樹くん、君の案を聞かせてくれ。」
「はい。じゃあ僕の案を言います。」
そう言うと、英樹は資料を配り出した。
「これは僕が作りました。説明が簡単に進むと思ったので。」
「ありがたい。では説明を頼む。」
「……英樹が昨日来なかった理由ってこれ?」
「あー、ご想像に任せます。」
そうして英樹の計画が始まった。
「僕の案としては、クラスで固まるのではなく
、連合軍を組む形を取りたいと思います。手元の資料を見れば分かると思いますが、要は好きなグループで固まるだけです。聞いた話だと、この学校は綺麗に一クラス40人らしいですね。そして1学年5クラス、つまり全生徒600人ですね?」
「あっているぞ。だが英樹くん、いろいろ問題があると思うのだが?」
「さっきも言いましたが、今回は連合軍です。目標のために人材を選ぶのも、今回の大事なポイントになるわけです。もちろん運動が苦手な人もいますが、彼らを囮として使う手段も出てくる訳になります。」
「ですが、やはり余る人は出るのでは?」
「その通りです幸吾さん。そこで我ら生徒会チームの出番です。生徒会の皆さんはチームで出てもらいますが、人数が足りません。そこで余った人を吸収して軍となりましょう。」
そして英樹の説明は続く。
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