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「良いなぁー。なあ英樹、俺の所来るかな?」
「さあ?気まぐれですからね。」
「ミィ?」
何かを察したミルは、凛華の膝に移った。
「来た!来てくれたぞ英樹!」
「できた子だよ。全く良い子だ。」
「フミィ。」
「さて凛華さん。帰りますか?」
「……もう少し。」
それから数分、ミルを触っていた凛華は帰ることにした。
「今日はありがとな英樹。」
「いえ、それではさようなら。」
「おう!じゃあな!」
こうして別れた英樹。とても疲れた顔をしていた。
「……終わった。もう寝る。」
「ミィ!ミィミィ!」
「……散歩、行こうか。」
ー ー ー ー ー ー
「うぁー、やっちまったよ。」
帰り道、英樹の家でしたことを思いだし、悶えていた。
「言えない、英樹のベッドが良いニオイだったとか。恥ずかしすぎる!」
英樹がトイレに行って暇になった凛華は、とりあえずベッドに座った。そして寝てみると、凛華が言う良いニオイがしたので夢中になってしまったのだ。
「……でも、ちょっと良かったな。」
そんな凛華に近づく奴らがいた。
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