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次の日、英樹のクラスが少し騒がしかった。それに気づいた英樹は、先に来ていた武士に聞いた。
「おはよう武士。何か騒がしいね。」
「よう英樹、聞いた話しじゃ転校生が来るらしいぜ。そいつが可愛いって話しだ。」
「それは良いね!さっそく計画を考えないと……」
「楽しみ方が少しおかしいが、確かにそうだな。」
「よっすお二人さん。今の話しマジすか?」
「鳴門か。本当だぜ、今からどうやって彰に持っていくかを考えるところだ。」
「……その……必要は……ない。」
いつの間にか、凉子がいた。彼女は話し合う必要は無いと言った。
「どういう意味さ凉子?必要がない?」
「もしかして、何もしなくても勝手に彰側に行くとか?」
「そいつぁ凄いぜ!でも楽しみがなくなっちまうのは残念だぜ。」
「……そうじゃ……ないけど……見れば……わかる。」
そう凉子が言った時、チャイムと一緒に先生が入ってきた。
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