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「ところで英樹、体は大丈夫?」
「てか、何で僕の名前を知ってんのさ?」
「さっきからみんなお前の事英樹って呼んでんだろ。」
「お互い自己紹介でもしたらどや?」
「まあ、した方がいっか。僕は高村英樹。よろしく。」
「僕は橘星華。よろしくね英樹!」
「一応名乗るが、川村武士だ。」
「オレッちは尾上鳴門だっぺ。よろー。」
「…………水沢……凉子……殺す。」
「……僕何かしたかな?」
「多分悪くないぞ橘。完全に凉子のせいだ。」
「星華で良いよ。その方が嬉しいし。」
「了解。ところで、今って何時間目?」
「もうすぐ昼休みだ。教室に行くか。」
四人は教室へと動き出した。英樹もだいぶ落ち着いたようで、完全復活となった。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「さて、授業も終わったし帰ろうぜ?」
「そうだね。あ、ゲーセン寄っていい?今日のストレス発散したいんだ!」
「笑いながら言うもんじゃねぇっすよ!なんか怖いっす!」
「…………遊ぶ。」
「あの、僕も行っていいかな?」
「んじゃ、行くかね。」
学校帰りにゲーセンに行くと決まった英樹達、一度目的が決まったのなら、行動は早かった。
「ところで星華、こっちの学校はどうよ?」
「楽しいよ!君たちにも会えたしね。」
星華自身、気に入っているようだった。
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