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「それ貰ったまま帰って来たの!?何してるの!!それはそのまま飴プレイに持っていくべきでしょ!!もっと空気をよんで!!飴でその生徒の唇と口内を犯してあげて!!今ならまだ間に合う!!あっムービー録っていい?影から見…応援してるんで」
さっ行こう!!と呼び掛けようと灰を見ると、
じーっとこちらを見ていた。そしてスタスタと無言のままやって来る。
「…な、んでしょうか?」
嫌な予感と数センチの身長差が生む圧迫感に無意識に2歩ほど下がってしまった。
チュッとわざとらしく飴を出し、ニヤっと笑っていらっしゃる。
「それ。楽しそうじゃん、やらせろ」
そう言って飴をペロっと舐め更に距離を縮める。
苺の甘い香りに包み込まれた。
「ぎゃー!!!!!」
あのミステリアスで有名な如月先生の叫び声が学園中に響き渡ったとか渡らなかったとか…
ーfinー
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