始まり

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降りしきる雨の中、ただ貴女の眠る顔だけを見つめながら私は佇んでいた。 貴女を護りたくて、私は刀を握っていたのに… 貴女を失った私はどうやって生きていけばいいのだろうか。 私はこの日、たった一人の家族である双子の姉を失った。 .
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