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『蓮、貴女が笑えないなら私が貴女の分まで笑うから…気がすむまで泣いていいのよ』
『意地っ張りで、優しくて私の可愛い妹』
『貴女を護ってあげられなくて…ごめんね』
───鈴璃
「すず…り、私は……貴女を護りたくて…」
途絶えた意識の中、夢の中で幸せそうに笑う鈴璃(すずり)に会う。
だけど、最後だけ…消える間際にとても悲しそうな顔をした。
私の意識は徐々に浮上していき、真っ白な視界が飛び込んできた。
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