クラスに2人。

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高校になってからの目標は「毎日ブラジャーをして学校に行く!」でした。 大人=ブラジャー…安易!! いや、そりゃさ「男でいたいのだ。」なんて言ってても、体は成長するわけで、ウフフフフ。 それにしても、高校まで毎日ブラジャーしなくても大丈夫だったなんて、かなり発育は遅い方だったんですが。 その変わり、身長がグーイグイ伸びました。 そんな目標を掲げた青春の高校生活。 田舎の女子高出身の僕は、高校3年生の時には学校のアイドルでした。 そりゃ、173センチの長身で、当時周りでは誰もやっていないHIPHOPダンスなんか文化祭で披露した時には、みんなの王子様にならざるを得ないでしょう!! あれが人生で一番モテた栄光の1年でしたね。快感でした。 廊下ですれ違った下級生にキャーキャー言われ、「頑張って下さい♪」と声を掛けられ、ニヤニヤするのを押し殺し、王子様スマイルで微笑む自分。 圧倒的なカリスマ性で、下級生だけではなく、同学年の子からも支持を受け、廊下掃除の当番になった日は、隣りのクラスから女の子達が覗いていたし、自転車で下校中に「あ、あのカッコイイ先輩だ!キャーン☆」と後ろから黄色い声が飛び交ったり、、、 あとは~、え?いや嘘じゃないんですよ!!本当の話ですって!! 大袈裟でもなく話盛ってる訳でもなく、本当に本当にモテたんですよっ!! 当時、圧倒的なカリスマ性(2回目)で学校のアイドルだった僕は、友達も友達じゃない子もみんながチヤホヤしてくれた。ある1人の人物以外…。
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