あの、僕、いちおう男にも抱かれてます。

バイセクシャルも人の子である。

バイセクシャルも人の子である。

自分が突然変異でバイセクシャルになったのかどうかは分からない。

とにかく、うちの両親は変態でもバイでもなく、普通と言ったジャンルに区分されるごく、ごくごく、ありふれた「これぞ、普通！ビバ！平穏！」と言った愛すべき夫婦である。

そんな平穏普通な親に、バイであることをカミングアウトしなければならない局面に追いやられたことがあります。

それは、バラエティー番組のドキュメント企画。

親や恋人に何かカミングアウトしたいことがある人をセルフドキュメントする番組でした。

テレビに出たい！！バイセクシャルを人に知られるのだって構わない！！
そんな思いで、番組のオーディションには自分から行きます！！と言ったものの、正直、受かりたくないなぁと思っていました。

テレビには出たい！！バイセクシャルを人に知られたっていい！！

しかし、いざ、ガチで、自分の親に面と向かって言うとなると、考えただけで心臓が痛くなる。

が、オーディションの時点での僕の話に対するスタッフさんの食いつきから「あ、これ、受かっちゃうわ。」と確信しました。