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あ~あ、言わんこっちゃない…ノックひとつしなかっただけで傷を負う羽目になるなるんだってこの声はまさか!
俺は平塚先生に呼ばれる前に中へと入り声の主を探した。
「居た…」
「何だもう入って来てしまったのか、運が良かったな比企谷…」
野生の獣のごとき眼孔のままこちらに振り向かれ一瞬何故ここに突入したのか忘れかけたが、その視線が先程の発言者であろう向けられたので、再度見つけた声の主に視線を向けた。
その主は、一番窓際に近い席で手元の文庫本に視線を落としていた。
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