自らを振り返えりたくない

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「ハァ…」 目の前に座る女教師、平塚静は顔半分を片手で隠し大きくため息をついた。 今時、そんなリアクションをとる人がいるとは流石に伊達に年食ってはいないな…ここは女教師より女教諭と呼んでさらにアラサー感をっ! 「畑豆…君は今とてつもなく失礼な思考を巡らせてはいなかったかね?」 「そ、そんなことあるわけ…ハハハ」 なんなのこの人エスパーなの? 顔面横を風が吹き抜けたんだけど? ああそうか確かにこれならハンドパワー(物理)持ってるわ。 いやそんなことよりこの状況を早くなんとかしなきゃ命が無くなる。 いつもならこの状況を使ってゆするんだがこの人はマジで殺る目をしてる。
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