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楽「よっ。」
手を合わせてイメージをして地面に触れると50個ほどのガラス瓶が出来上がった。
楽「おお!!」
なんか嬉しい。
1つ手に取って見るが曇り1つない綺麗なガラス瓶だ。
雅「楽ー、できたー?」
雅の声が聞こえたのでガラス瓶を雅に見せる。
雅「わっ、凄い綺麗。
コレ、楽が作ったの?凄いねー。」
楽「錬金術だからな。そりゃ、綺麗にできるだろ?」
雅「まーそうだけどね?それで?何個作ったの?」
楽「ん?50個ぐらいだけど?」
雅「え!?足りないよ!?私、全部の皮剥いちゃったから。
あと、三倍以上はないと!?」
楽「え、マジ?てか、どんだけ皮剥くの早いんだよ。」
1分も経ってないぞ?
雅の後ろを見ると皮が綺麗に剥かれたバーボングレイプの実が月見団子のように積み重なっており、その横に剥かれた皮が置かれていた。
工工エエェェ。
どうしよ?ガラス瓶作るのはいいけど小さいから相当な量になるぞ?
瓶詰め作業いっぺんにやるとめんどくさいしなー。
うーん。あ。
楽「そうだ。樽に入れよう!」
雅「樽に?なんで?」
楽「やっぱ、瓶詰め作業が面倒くさいの一番かな?
あとは、皮だよ。皮。
加工したらバーボンになるんだから一部の果汁を皮と一緒に加工してバーボンにするんだよ。」
雅「でも、バーボンってお酒だよ?
飲むの?」
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