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楽「飲まねぇよ。
売るに決まってるだろ。
それより、樽を作ろう。雅は適当な木を切って持ってきて俺は鉄を錬成するから。」
雅「わかった。」
よし、鉄を錬成っと。
約1500㎏ゲット。
雅「木も持ってきたよー。」
次は雅の持ってきた木と鉄を錬成して・・・樽の完成。
大体20個くらいかな?
後は果汁を絞るだけだ。
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単純作業はきついです。
2時間ぐらい絞り続けてやっと終わった。
雅楽「つ、疲れたー。」
手から凄いアルコール臭。
雅「何とか全部絞ったね。」
楽「ああ。これでニスの準備はできたな。
後は弦だけどどうする?雅。
やっぱり、ゴルドライオン、キツイか?」
雅「キツイって言ったら?」
楽「うん?雅には留守番してもらって明日にでも俺一人で狩って来るけど?」
どうせ必要になるから嫌でも狩るんだし。
雅「そんな・・・!?
一人じゃ危ないよ。」
じゃあ、どうしろと?
楽「雅、がそんな調子じゃ俺一人になるんだから仕方ないだろ?」
雅「ウッ。
・・・・・・・・・・・・・・・わかったよ。私も一緒に狩る。」
楽「大丈夫なのか?」
雅「大丈夫な訳ないじゃない。
でも、楽一人じゃ行かせられないよ。
私は楽のお姉ちゃんなんだから!」
お姉ちゃんって・・いや、そうだけどさ。
はぁ。
楽「・・・そうか。わかった。
じゃあ、明日な。
今日は森の中でも使える火属性以外の練習をしておこう。」
武器もないし、
火事とかはシャレにならないからな。
雅「うん。」
この後、魔法の練習を夜遅くまでして俺たちは休んだ。
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