VSゴルドライオン

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ゴルドライオンの素材を倉庫に入れて湖の拠点に戻った俺達は早速ヴァイオリン作りを再開した。 本体はほとんど出来ていたのでバーボングレイプの果汁ニスを塗ってゴルドライオンの鬣を張るだけだった。 雅楽「「出来た!!」」 ニスの自然乾燥を待って夕方、互いにヴァイオリンを交換し、弾く。 ♪~ 雅「綺麗な音だね~。」 楽「ああ。楽器製作の知識があって良かったよ。」 雅「私も。自分達だけの楽器なんて世界中探して相当少ないと思うし。 何か得した気分だよ。」 感想を言い合っていると辺りはすっかり暗くなっており月明かりの下で俺達はこれからのことについて考えた。 楽「これからどうする? 思い付きで始めたヴァイオリン作りも終わったしもうこの森にいる必要はないぞ?」 雅「魔法とか能力の練習は?」 楽「昨日の夜まで時間を操作して熟練したろ」 実は夜の魔法の訓練のとき時間の流れを遅くして訓練していた。そのお陰で魔法と能力はほぼ完璧にマスターしている。 雅「う~ん・・・・。 じゃあさ、ギルドに入ってみない?」 楽「ギルドに?」 雅「うん。 調べてみたんだけど、ギルドって色々種類があるみたいなの。 ハンター、商業、傭兵にトレジャーギルドってな感じで。 それで思ったんだけど商業ギルドに入らない?」
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