酒造の町コーリュス

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ギルドに加入するために森から出ることになった。 楽「でも、流石に丸腰はキツいぞ。森から出るんだから何か武器が欲しい。」 雅「武器かぁ。錬金術で作れない?」 楽「作……れるな。 で、どんな武器を作る?」 イメージさえはっきりしていれば出来る便利能力だった。 雅「う~ん。」 楽「無難に剣か?」 他には弓とか籠手もいいな。 雅「ヤダ。」 即答ですか。 雅「因みに何で?」 雅「ありきたりだから。」 楽「エェー。」 そんな理由で!? 雅「もちろん、刀と弓、あと籠手もね。」 ヤベェ、選択肢消えたよ。 楽「俺、そのどれかにしようと思ってたんだけど。」 雅「そんなの知らないよ。」 横暴じゃね? 楽「じゃあ、雅はありきたりじゃないんだよな?」 候補が消えてしまったので雅に話を振ってみる。 雅「私が考えたのはありきたりじゃないよ。 だって鋼糸だもん。」 楽「鋼糸?」 鋼の糸? ありきたりじゃないけど…扱い難しくないか? 楽「理由は?」 とりあえず理由だな。 雅「ワン◯ースのフラミンゴの技を使ってみたいから。」 …私利私欲!?
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