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ベッドに寝転びながら音楽を聞いていると雅がバスローブを着て出てきたので俺も続いてシャワーを浴びた。
シャワーから出ると雅が先程のハイネさんが着ていた服に似たデザインの服を着ていた。
楽「どうしたんだ?その服。」
雅「ん?ああ、これ?
今から食堂にご飯食べに行こうと思ってね。創造で創ったの。」
そうか、もう昼だもんな。
楽「あぁ、せっかくシャワー浴びたのにさっき着てた汗が付いた服は嫌だもんな。
なら、当たり前か。」
雅「そ。だから、楽も着替えなよ。
服はて創っておいたから。」
雅の視線を追うと俺のベッドの上に町で見かけた男性服が置いてあった。
服を着替えてロビーに下りる。
雅が言うにはロビーの隣が食堂になっていたらしい。
気が付かなかったな。
食堂に入ると席に着く。
宿主「昼食ですか?
今すぐ出せるのはミートパイとオープ酒だけになりますよ?」
席に着くと宿主に声を掛けられた。
ミートパイは分かるけどオープ酒?
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オープ酒
オープグレープから作られた酒。
アルコール度数が低くて比較的に飲みやすい。
いや、俺達未成年だし。
楽「食べ物はミートパイでいいですけど飲み物って酒以外にありません?」
宿主「あれ?君ら、十六歳いってないのか?てっきり成人してるもんだと思ってたよ。」
「「え?」」
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