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諏訪地方……ある家
スキマを出るとそこは普通の家だった……
早「さあ、まずは偵察です、今なら昔の知り合いは学校ですから……」
早苗は少し顔をうつむかせて裕也に言う
裕「…………ああ、だが、目立つから巫女服から着替えてからな…」
早「裕也も剣道着から着替えてくださいね」
しばらくして
早苗は青いスカートに白いブラウスで裕也は黒いジャージに緑色のシャツを着ていた
早「さあ、行きましょうか」
裕「ああ、そうだな」
二人はそうして出かける……
街中…
二人は、近くにあった商店街に来ていた
早「ここは、相変わらずにぎやかです」
裕「そうなのか?ここによく来ていたのか?」
早「まあ、神社への通り道ですからね、毎日歩いていましたよ」
早苗は嬉しそうに裕也の質問に答える
早「ここを抜けたら公園がありますからそこで休憩しましょう」
早苗は裕也の手を取り引っ張って行く
公園……
早「つきましたよ!」
公園は緑が広がっており中央には机とベンチがいくつもありそこでは何人かが昼食を食べていた
裕「なかなか広いな……この公園」
裕也も眺めていると……
早「裕也ー!!お弁当持って来て良かったですね~」
早苗が弁当を広げ裕也に声をかけた
裕「わかった……」
裕也は早苗の前の椅子の前に座る
早「今日は自信作なんですよ」
弁当の中にはいろいろ入っていた
裕「なるほど……」
と、裕也が感心していると……
?「嘘……早……苗………?」
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