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ボコボコになった私はひとり、夕影になって帰り道を歩く。
響也は助けてくれなかった。
助けてくれなかった・・・・・・・
仲間だと思ってたのに。
嫌いだけど、ちょっとは友達になれたかな、って思ってたのに。
唯一私の気持ちをわかってくれると思ったのに・・・
やっぱり、響也もそこらのチャラ男と同類なのか・・・。
私は肩をおとしてため息をついた。
「はぁ・・・ほんと散々だなぁ・・・」
あぁ、また明日もこうなるのか。
私はそんな気にも負けず、「他人の家」を目指してまた足を動かした。
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