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いつものように終電に駆け込み、
目的の駅に着くまで泥のように眠ってしまっていた。
仕事場と家との往復の日々をどれだけの間、繰り返しているのだろうか。
自分は、この作業になんの疑問も抱かなくなってしまった。
あとどれだけの時間、このようにして生きていかなければならないのだろうか。
いっそのこと今自分が存在しているこの世界が崩壊して
跡形もなく消え去ってしまえばいい。
そうとさえ思っていた。
こんな世界でこのまま生きていたって
何も得られない。
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