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朝
健太は悪夢を見て目覚めた
「なんかすごく嫌な夢をみた気がする」
そんな事を考えながら上体を起こす
ジャラジャラ
手に違和感を感じ手元を見ると左手に妖しく光る金属が着いていた
手錠である
布団をめくる
布団の中にはまさに純和風黒髪ストレートの如何にも私お嬢様です!と云わんばかりの美人さんがいた
右手に対となる手錠を着けて
健太は一度ため息を吐くと頭をポリポリとかく
どこから取り出したのか手に針金のようなものを持ち
カチャカチャと手錠の鍵穴をいじり出す
カチャリという音と共に手錠が外れて自由になる
その後何もなかったかのように学校に行く準備を始める。
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