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遠い昔の書物にはこう記されている。かつて創世神が世界と力を作りだした。この一部の力が、それぞれの一つの生命に対応するはずだった。〈スキル元力〉と〈魔力元力〉に別れる〈元力〉の上をいく〈神力〉は今も神がこの世界に巡らせている。〈スキル元力〉を〈スキル〉に変えてふるえる者は特殊な者として〈異能者〉(デュナミスト)と呼ばれる。
〈魔力元力〉はこの世界の人で一般だ。
この力をすべての生命が使えるようになったのが第1紀だ。
伝説では創世神が人の神、天の神、幻の神、魔の神を作り出した時代で、魔の神がすべての神に反乱を起こした時代だった。魔の神は創世神により牢に封印され、魔族は生まれなかった。
第1紀からは幻獣族と天使族と人族、だが人族はいろいろな亜人として別れ始めた。今のいるがそのものたちが平和に暮らしていた。
創世神は、今は魔王と呼ばれる敵サタンを牢に閉じ込めたのだが、第1紀に力の欲望に溺れた悪人により、魔の神の力の一部が漏れ出してしまった。
そして突然悪魔族または魔族と言われる者が現れたのだ。
魔の神は反撃を始めた。
多数の策略により神々とその種族をだまし戦争へと仕向けた魔の神。
第1紀の神々の戦いが起こった元凶の悪魔族の長である魔の神はのちに魔王サタンと言われる。
第3紀には魔王は、強力で野心にあふれた魔族達を味方につけ、魔族は魔王サタンを牢から完全に解き放とうとした。
その引き換えに、魔王は力を約束した。
だが魔族の中にも、魔王サタンを解き放つことは力のバランスが崩れてしまうと恐れるものもいた。
魔王サタンは復活したが、英雄がなんとか封印した。
第14紀、神々の戦いで西に追いやられた魔族と魔王サタンは龍人と呼ばれる者と魅力的な魔力を持つ幻獣を捕獲するために争った。
そして、龍人が勝つ。
その幻獣を実験に使い、ついに龍人は、古代の人族魔法を人工魔法にした。
だが、いつまでも幻獣がいるわけでもなく、姿を消してしまったのだ。
そして、龍人はゆっくりと滅びさっていた。
大陸の東では
魔法、魔術の源となる新たな力を作れるようになった人間や亜人。
人族の中で知識欲が多く、プライドも高い、エルフと呼ばれるもの。
体力、力があるが寿命が短く、比較的背が小さい獣族。
身体の皮膚が以上の硬さと、力を出せる龍人がいた。
そして平凡に、生きていた。
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