少年は夢を見る

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いや分かんないのは別にいいんだ。 (考えて分かるような内容じゃないと思うんだよな……) でもよ?でも!何で! 予定って何?未定の言い訳か? 暇なんだよォォォォ!!! いや寝ようとしましたよ?うんホント。 あの夢の続きが見れたらいいなぁ~とか思ってた自分が馬鹿だった!! 暇だったら寝れる奴がめっちゃ羨ましいわ! 夢見る時ってさ、浅い眠りらしいじゃん。 だけどね、浅い眠りなのにもうお目々パチパチ。 さて、何しようか。 もうこんな事になるなら学校休まなかったら良かったなぁ。 でも、羽がねぇ…………。 病院の人に聞いてみようか。 プルルルルルルルル♪プルルルルル ガチャッ 「はい、総合病院です。」 「すみません。背中に羽が生えたんですけど。妖精みたいな」 「は?すみませんがもう一度……」 「背中に羽が生えたんです。妖精みたいな。」 「精神科の方をお呼びしますんで「あ、大丈夫です。すみませんでした。」 そう言って電話を切る。 「ふぅ。………………………ま、当たり前か。」 当然取り合ってくれるはずもなく、ただのイタイ奴と思われてしまった。 「やべぇ……どうしよう………」 「つーかさ、羽、あるんだったら飛べるんじゃね?」 何故今まで気づかなかったのか不思議なぐらいの疑問だった。 が、    「今日はもうなんか、色々疲れたから明日にしよう……。」 内心凄く楽しみであるw。 それ以上今日は何もすることもなく、俺は眠りについた。
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