*第三話*戦いと異変

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(お姉ちゃんはわかってないんだよね(´・ω・`;)) ちょっと占領するね! 美凪お姉ちゃんは自覚ないけどすっごい美人なんだよね。 真っ黒な髪は全然痛んでなくて肩にかかってる。風が吹くと靡いてサラサラ光ってるんだ! 私と同じくらい白い肌はスベスベで何もしていないのに肌が綺麗なの。 髪と同じくらい黒い瞳はキリッとしていてとっても凛々しい。 私と違って身長が高めの167cmでスラッとした体の持ち主・・・。胸も程よくついてるし。 16歳になんて見えないくらい美人で大人びてるんだ! (そのせいで年増って思ってるみたいだけど・・・) 私をボーっとみてくる月乃に何回か呼びかけても返事はなかった。 (何かついてる・・・?) ほのかに赤く色づかれている頬にまた可愛いなと思っていたとき、耳元からまた無機質な女の声がした。 【美凪。月乃。いちゃいちゃしているところ悪いけど、そろそろ時間よ】 月乃も聞こえたらしく真剣な顔になった。 「いちゃいちゃ?そう見えたんだね。それにしても盗撮なんて・・・よい趣味をお持ちで」 少しムカついたのでクスリと笑って嫌味をいった。 【そう怒らないでっていっているでしょ?美凪】 「・・・はいはい。仰せのままに。で、はやく終わらせてもらえない?私も月乃も・・・暇じゃないの」 【・・・そうね。じゃあまずはいつも通り奥の部屋に入って。人格達を目覚めさせるわ】 そういわれて私たちは奥の部屋へ進んだ。
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