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脳内ぷち会議の結論が、やけくそに決定した時、双子がテンション高めで、俺の名前をフルネームで呼んできた。いや、この二人は普段からテンション高めか。
「なんですか?先輩方。」
「あのねー」
「えっとねー」
「「吉野遊は、僕らを見分けられるー?」」
な、なん…だと…!?
ここで、お決まりの『どっちがどっちでしょうクイズ』をすると言うのか…!?
よろしい。ならば、戦争だ。
ふっ、ちょっとここらで、俺の能力の一部を紹介するとするか。
俺は、記憶能力がとても高い。異常な程にだ。
だから、入学式での自己紹介の時に見た瞬間、俺はその全てを記憶した。
よって、この俺が、この双子を見分けれない確率は………0%だ。
(夜中のテンションでお送りしております。ご注意下さ((ry)
双子がくるくるとすごい速度で回る。
そして、ピタッと止まって、「どっちがどっちだー?」と声を揃えて言う。
俺は迷うことなく……
「左が色先輩で、右が黒先輩…ですよね?」
…と言った。
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