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そんなかんなで俺は今、自室のドアノブを必死で掴んでいますwww
え?意味わかんないって?
そんなもんなぁ…察しろよ(イケボ
…いや、ちょ、ごめんてwwwちゃんと説明するから、そんな冷たい目で見ないでよwww読者さん達www
まぁ、説明するとね、嫌な予感しかしない俺はサボる宣言をサクに言ったら、サクが駄目だと叱り、自室の外まで俺を引きずり、俺は最後の抵抗として、ドアノブを掴んでいる訳ですよ。そんでもって、サクが俺を引き剥がそうと引っ張ってるという状況です。
他人から見たら、「なにやってんだ、この馬鹿共は」な感じだねwww
そして、俺がおもいっきり引っ張っても取れないこのドアノブの頑丈さwwwヤバいwww
って、そんな悠長に解説している暇はない!
「ほら、いい加減諦めろって!参加しなかったら、よっぽどの理由がない限り、あほみたいな量の課題が出るんだぞ?ユウはそんなに勉強がしたいわけ?」
「そんなわけないわ、あほっ!嫌な予感しかしないんだもんっ!絶対行かないぃぃ!」
「逃げ切ったら、欲しいものが5万円分貰えるんだぞ!それでも嫌か?」
「ごまん…えん……」
俺の動きがピタリと止まる。
5万………………………
「……やっぱ、無理っ!逃げ切る自信ないっ!」
「大丈夫だって!俺がユウのこと守るから!絶対に!なにがなんでも!」
「っ!?///」
なに、すんげぇ恥ずかしいこと言っちゃってんの、サク!?
動揺で身体が固まる。
「守りたいんだよ、ユウのこと。ダメか?」
言いながら、サクが優しく俺を後ろから抱き締めた。
「それとも、俺じゃ頼んない?」
耳許で切なげにサクが囁く。
「んっ//」
耳が弱い俺は、思わず身体が反応してしまう。
やばい…これ。
急にどうしちゃったんだよ、サク。
俺………
どうすればいいの…?
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