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「とりあえず、鳴海市民の記憶は改竄しないとな」
確かにその判断は正しいだろう
だが太陽は一つ、見落としている事があった
「ふざけんな!!アンタが今更なにしようが、もう慣れてんだよ!!」
「この程度の事を忘れさせるだぁ?鳴海市民を舐めんなよゴラァ!!」
太陽自ら行った奇行によって耐性がついていたのだった
「だとよ?」
「全く…阿呆共め…」
そんな折りにアイドル達が手を振っていた、ステージを使え、と言っているようだった
「…お前ら、凱旋だ!!」
『ワァッ!!』
ステージに降り立つ太陽と魔導師達
「すっごいヒーローショーでした!!」
「俺達ゃ別に、英雄でも何でもない」
そんな言葉と共に観客席の真ん中を歩く
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