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って、周りのみんなをもう一度確認してみるけど、全然お構いなし。
ジャラジャラ言ってる重そうな両手を、一生懸命イケメンに振っていた。
もう。
あたしの頭の中は、さらに意味不明。
だけど、ね。
あたしは、見つけてしまったの。
この状況をどうしたらいいのか悩んで、何度もキョロキョロ辺りを見回しているうちに
同じくこの状況が飲み込めていないのか、あたし同様、この謎の部屋で怪訝そうな顔をしている人を…。
そして。
その人は意外にも意外。
手を振ってくれてる美女たちに、一ミリの笑顔を見せてくれない…
くりゅーっていう、彼だったんだ―…。
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