いきなり身売り!?

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な、んで……? くりゅーって人の怪訝そうな表情に、思わず戸惑ってしまう、あたし。 別に何が出来るってわけじゃないんだけど、ただあたしは、そのくりゅーって人を見つめ続けていた。 そんなくりゅーって人の表情に気が付いた、むかつく社長も慌てて、もう一度声を掛ける。 「くりゅーさま、我が社の選りすぐりの女たちです。是非、お好きなだけ囲いに…」 って、説明に。思わず目が点になる。 ……え? ……か・こ・い……???? 「「はぁぁぁぁぁ??」」 社長の余りにも予期しない単語に、うっかり大きく出てしまった、あたしの疑問符。 だけど、これまたビックリしたのは。 その疑問符が、くりゅーって人と奇麗にハモって部屋の中に響いたって事。 また何で?って一瞬思うけど、正直そんな事考えてる余裕、今度はない!! だって「囲い」って、つまりは愛人って事だよね。 って、ことは。 あたしたち、ここにいる女の子はお金で、あのくりゅーって人に売られたってことでしょ? 。
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