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「してませんよ。言い終わる前に会長が寝ていま
したよ」
「そうだっけ」
「そうですよ」
「おっ安形と椿ちゃん」
「あっ榛葉さん」
「よぉミチル」
ミチルこと榛葉道流。料理が一流のシェフ並みに
美味しいがナルシスト。生徒会庶務
「そういえばここに来るまでに女子生徒に囲まれ
ちゃって困っちゃって」
「そんな話どうでもいいよ」
榛葉は大袈裟に肩をすくめてみせたが安形と椿の
反応はない。
「今まで二人で何を喋ってたの？」
「聞いてください榛葉さん。会長ったら僕が注意
しているそばで寝ていたんですよ」
椿は榛葉の目の前まで近づき今までのやり取りを
説明した。
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