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「……分かったよ……!……じゃあコクヤオレ達の仲間になれ!」
「はぁ……!?」
「何……言ってんの……?ライト」
「オレ……何か変なこと言ったか……?」
「……別に……そういうわけじゃ……」
そういうとカムラはコクヤの方を見、ライトもそれに倣った。
「…………勝手にしろ…………」
「お、おい!ちょっと待てよ」
「……何だよ……?」
「何って……」
「津田和也のデータをやる。あいつと戦うなら、仲間にはならないが手伝うことはできる……」
ライトはサンキューと言いながらニカッと笑う。
コクヤは驚いている。
だが、ハッと我にかえりスタスタと歩いてゆく。
「ありがとな!コクヤ!」
コクヤは前を向いたまま振り向かずにヒラヒラと手を振り歩いていった。
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