魔法使いとしての誓い

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「クソが……」 「なんだ……兄者に向かってその口の聞き方は」 「黙れ。所詮はお前はただの悪魔だ」 デアルはただの悪魔と言われ、怒りが限界に達したようだった。 「……!……ククッ、それはお前自身だろう」 「死ね」 「……んだと、お前が俺に勝てるわけがない」 「クソが……死ね!」 グサッ。 「……なっ!」 「だから言ったろう、お前が俺に勝てるわけがないと!」 「……っ!オレはっ!!」 「ライト……もうやめて。私が破れた以上この人には勝てないのです」 「…………れい?」 「……!?」 「ライト、あなたの傷を癒やします。そしてデアル、あなたの封印を解きましょう」
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