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次の日、クリスに引きずられ長老様(名前はやたら長くて忘れた)に会わされた。
「ようこそ、異邦人殿。目の事は聞いておる。それは伝承によると異能の証とされとるモノだ。」
そして、村の人間には見せないで欲しいと言われた。
たぶん、それは俺の安全にも関わるし、それ以上にクリスの安全に関わるだろうから、当然だった。
そして、村での生活が始まった。
色々な人の仕事を手伝いながらクリスと一緒に暮らす事になった。
親のいないクリスはかなり助かってるようでなんとなく俺も嬉しかった。
そして、村に俺が馴染んできたころ、また長老から呼び出しがかかった…。
「久々にこの村の近くに賢者様がいらっしゃったから、会いに行くと良い。少しは自分の事が解るかもしれん」
それは新しい世界に俺が生まれた瞬間だったのかもしれない…。
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