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「とりあえず、この縄ほどいて貰えません?」
賢者様がいると聞いて山の洞窟にクリスを連れて来たは良いがいきなり後頭部を強打され起きたら縛られてた(^_^;)
それはもう、漫画かおまけのぐるぐる巻き(笑)
で、目の前にはかなり若作りの男とフカフカそうな毛並の犬とじゃれるクリス…。
「いや~、最近色んなやつに追われててね」
などと言いながら、クリスから事情を聞いたのにも関わらず、ほどかれたのは猿轡だけだった。
「えっ、本当に何もしらないの⁉異能なのに力使えないの⁉ゴメン、ゴメン」
そんな事を言いながらやっとこさ縄はほどかれた。
そして話はやっと進み始めた…。
異能にはそれぞれ固有の力がある事、基本的にはモノを操作する、創る、強化するの3つに別れる事。
木、火、土、金、水の5つの属性がある事。
そして、俺はそのどれにも属していない事を知った。
俺の力は「幻」…
そして、それは伝説の中でも忘れられた、あるはずのない能力…。
そして、最強にして最弱の能力だった。
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