杏里と伊央那のﾍﾅﾁｮｺ物語

運動会

運動会当日
今日の１中はいつもより騒がしい。運動会だからだ。
伊「こーいしちゃった～たーぶん♪気付いてないでしょぉ～♪」
吉「何歌ってんの？いおな～？」
伊「え～？実は昨日さ～i「いおな～～？ちょっとこぉい？」
伊「何？杏里～」
杏「吉田には言うなよ！絶対！ってかウチら以外に教えんな！」
伊「ほぃほぃ」
―クラスリレー―
伊「あ、えりなちゃんだ～はやっ！」
杏「ほんとだー。ってかあそこアレックス居るし。」
アレ「えりな！頑張れぇ！俺の愛しのえりなぁ～！」
杏・伊「シスコン炸裂…」
伊「杏里ィ次だよ～？またおかちに言われるよ～。」
杏「おぅ！分かってるって！」
―走り中―
杏「（今2位かー。）」
銀「八角ー！今度はコケんなよ！」
杏「…やる気出てきたぁー（決めた…もぉ決めた！最後だし…いいよね。）」
―運動会終了―
杏「じゃあ言ってくるね！イナ！」
伊「頑張れ！杏里！」
―教室―
ガラっ！
杏「ごめん！大島！」
銀「イヤ。…んで何？」
杏「…ウチ…実は銀が―」
―――――ガラっ！
伊「杏里！…どうだったの…？」
杏「うん。それがね…イナ―――」
―友情があって恋がある―
―どんな事があっても諦めずに歩き続けるよ―
―それが“アタシ”だから―