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「そだ!」
「何?」
「今日さ、デートなんだ♪だからぁ」
お、きた。この媚びかたは…。この考えが出たのは0.01秒もかからなかった。
次に発する言葉が出て来るまでの間、わずか0.001秒。
『メークしてぇ』
やっぱりハモったし。
「よく分かったね~!」
「今年入ってからその言葉、87回は聞いたよ。」
「WWWW」
「WWWWじゃないから。」
此処で説明。
私は女優や俳優、モデル専属のメークアップアーティストだ。
お姉ちゃんは産まれたときからモテ期と言って良いほどモテる。女子からも好かれる。マジの人気者だ。
そんなお姉ちゃんも少しだけ霊感が有る。
見えはしないけど、聞こえるタイプ見たい。 因みに【巫女】でもあったりする。
----説明終了
とにかくお腹が空いたからリビングへ向かうと、パンにサラダにミルク、それと……腕。
ん?腕?
食卓の上に大分腐敗した細い腕が乗ってた。
「……………手、どけてよ。邪魔。」
スーッ
ふー、食べよ食べよ。
皆さんには出来ますか?
朝は呻き声で起床、食卓のテーブルに腐敗した腕。
この2つをクリアし、普通に朝食を食べることが。
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