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放課後っていうのはテンションが上がるよね?上がるよな?上がるしかないよな?むしろ上がらざるを得ないよな?
「これから帰ってユキノンとガハマさんに会いに行かなきゃwwww」
マジであの作品は素晴らしいと思うよ、うんマジでゆきのんまだデレないで。
「あと兵長にも会いに行かなくては」
アニメでまさかの声が神谷さんだったとは、似合わないような……好きだから別に良いけど。
閑話休題。
学校というまさにコミュ障の墓場から解放されたのは、まるで天国に召されたような幸福感がある。学校はこの幸福感を教えるためだけに存在しているのだと俺は思う。
まぁコミュ障と言ったが、決して友達がいないわけではないぞ?うん、たとえば、昼飯時に外で食っていると毎回近寄ってくる野良猫とか、落とした米をせっせと運ぶアリとか、決していないわけではない。
「はぁリア充なりたいから、リア充爆発しないかなwww」
そんなことをいていると、なんだか大通りのほうが騒がしかった。
「何事なりか?」
俺の中の野次馬精神がその大通りのほうへと足を運ばせた。
人がゴミようだwwww!とどこかの大佐がほざきだしそうなくらいに大勢の人であふれていた。気持ち悪……
「おいおい、何が会ったんだよ見えねぇだろうが」
すると俺の気持ちが通じたのか、目の前の人波が急に裂けたのだ。
「フゲッ!?」
とたんに首元が締め付けられた。
「動くんじゃねぇぇぇ!!、動いたらこいつもろとも爆発するぞオラァァァァ!!」
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