桐島 涼太(三次元から)出る!

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 するとすぐに俺を中心とした、円形のスペースができ始めた。  っていうか何?この状況?えっとなんだったけこいつもろとも爆発するだったっけ?  俺死ぬじゃん!?いや待てよこの野郎!! 「うぎゃああああああ!!何してんのあんたあぁぁぁぁぁ!!」  もう周りの目とか関係ない、命かかってますから、プライドなんていざ知らず、とにかく力の限り叫んだ。  周りのざわつきが大きくなった。ざわついてるなら助けろ!!あんたらの命を持って俺を救いやがれ!!未来ある若者を救えよコラァ!!  もう自分でも何言ってるか分からない、頭パニック状態、というかもがきたいのに神経がところどころ切断されたみたいに申し訳程度にしか動いてくれない。  おいおいおい。この至近距離で爆発とか、確実に五体がばらばらじゃねぇかよ……  その時俺の脳裏に何かが引っかかった。  ん?爆発?こいつ爆発っていったか?つまり爆発=リア充? 「テメェ、クソリア充かコラ!! 非リアの俺を巻き込んで爆発とはいい度胸してんじゃねぇか、あぁん!?」  俺はエルボゥをそいつの鳩尾に決めて、ホールドがほどけたところで胸倉、というか首を絞めた。もちろん全力で。 「ガッ!」  苦しそうにもがくリア充。そのまま死んでしまえ。 「あんさぁ?何さまのつもり?そうやって非リアをいじめて楽しい?コミュ障いじめて楽しい?ねぇねぇねぇ?」  俺は日是で何度も男の勲章を蹴りつける、そのたびにびくびく震えてんじゃねぇよ、阿部に引き渡すぞコラ。
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