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【椿】 「大好きだから。床は勘弁してくださいw」 そう言って、こつんと額を合わせて笑う。 ヤバい。 すっっっごくシたい!!! 「分かった。勘弁してあげるから、もっと…ね?」 手を頭の後ろに回し、少し強引に引き寄せ、唇を合わせる。 啄むようなキスを繰り返し、そして、深く入ろうとして引き離される。 「あ…もうちょっと…」 「だ~め!www」 「けちぃ…」 「今日はココまで、ね?」 もう一度、拓海からキスを貰って渋々諦める。 「じゃあ、ぎゅうってして!」 両手を広げてお願いするとギュッと抱きしめてくれる。 「床は勘弁したから、そのまま俺様の椅子になっときなさい!」 そう言って、拓海の足の間にぽふっと座る。 「扱いがどんどんヒドくなってない?www」 「なってない!明日休みだし呑む!」 ガバッと立ってキッチンからチューハイを2本出して、一本は拓海に渡すと、また拓海の足の間に収まる。 「テレビ見たいつけて。」 「はいはいwww」 電源を入れると流れ始める音。 「抱いてくれないなら、一緒に居るときはくっついててよ…」 ぽそっと口に出してみる。 別に、愛情を疑ってる訳じゃない。ヤる事が全てじゃないのも分かるけど… 好きな人に触れたいって自然に思うモンじゃん…?
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