4人が本棚に入れています
本棚に追加
【椿】
「大好きだから。床は勘弁してくださいw」
そう言って、こつんと額を合わせて笑う。
ヤバい。
すっっっごくシたい!!!
「分かった。勘弁してあげるから、もっと…ね?」
手を頭の後ろに回し、少し強引に引き寄せ、唇を合わせる。
啄むようなキスを繰り返し、そして、深く入ろうとして引き離される。
「あ…もうちょっと…」
「だ~め!www」
「けちぃ…」
「今日はココまで、ね?」
もう一度、拓海からキスを貰って渋々諦める。
「じゃあ、ぎゅうってして!」
両手を広げてお願いするとギュッと抱きしめてくれる。
「床は勘弁したから、そのまま俺様の椅子になっときなさい!」
そう言って、拓海の足の間にぽふっと座る。
「扱いがどんどんヒドくなってない?www」
「なってない!明日休みだし呑む!」
ガバッと立ってキッチンからチューハイを2本出して、一本は拓海に渡すと、また拓海の足の間に収まる。
「テレビ見たいつけて。」
「はいはいwww」
電源を入れると流れ始める音。
「抱いてくれないなら、一緒に居るときはくっついててよ…」
ぽそっと口に出してみる。
別に、愛情を疑ってる訳じゃない。ヤる事が全てじゃないのも分かるけど…
好きな人に触れたいって自然に思うモンじゃん…?
最初のコメントを投稿しよう!