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あたしは手にカーバンクルのマスコットを持ったまま、とぼとぼと歩いていた。
アコール先生の所にいこうかな。
しかし、アコール先生は今日は学校にはいない。日曜日だからだ。
あてもなく歩いていると、いつのまにかナーエの森に来ていた。
………帰ろう
帰ろうとしたあたしに声が聞こえてきた。
アルルを呼ぶ声。
「ア―――ル―――ル―――」
みると、サタンさんがこっちに向かって走ってきている。
サタンさんはアルル(あたし)をギューっと抱きしめた。
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