勝負っ!!

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太陽が一日の仕事を終え、西の空に沈もうとしている時、小さな丘のうえに三人の少年少女がいた。 「いちについて~」 シグのぼんやりとした声が響く。声の調子とは反対に、二人の間にはぴりぴりとした空気が漂っていた。 「よ~い」 ぐっと足に力を込める。 「どん!!」
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