俺の生活

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それから、10年ーーーー 俺は、デカイ一軒家に 親父と二人で暮らしてる。 親父も仕事なんだか女なんだか知ったこっちゃないけど、 家に帰ってくるのは週に2~3回 生活費は、お陰様で遊ばながらでも困らない程度に置いてってくれてる。 金さえ出せば、 それでいいと思ってんだろこの親父は まぁ、でも。。 家に居ないお陰で好き勝手できるから、いいんだけど でも、龍太郎の家で飯をご馳走になった時に思う。 もしかしたら、 俺に母親が居たらこんな感じで 晩飯は一緒に食ってたんだろな。 なんて、気持ち悪い事を・・・ 居ないもんを想像したって、 しょーもないんだけど!! 『俺さー、お前のオカン好きだよ。うるさいけど!笑』 『お前、今日キモイな!笑』 俺ね、割と龍太郎の前だと 素直になれちゃうんだよね いや、他のやつらに素を見せてないって訳ではないんだけど、 俺にとっても龍太郎って付き合いも長いし家族みたいなもんなのかも・・・・ いや、何かキモイな本当に俺 『お前ってさー、いつも肝心な所で、感情消すじゃん』 龍太郎が、俺に言う 『おれ?が?』 『うん、祐一!!なんだろ、もっと出していいと思うんだよね。』 感情をけす…… そんなつもりは更々ない。 でも、無意識にそーゆう思考に なってるのかもしれない。 いや、わからん…… 『俺が我慢してるって事?そんなたまじゃね~よ?俺!笑』 『いや、我慢してるっつーか、感情抑え込むってゆーの?いやぁー、うまい事言えないゃ!』 俺も、龍太郎の言いたいことが イマイチ分からなかったこの時はね。 『祐一が、モテるのは顔だけじゃないんだよね!!持ってるもんが、あるんだよおめーには!』 『んっな、もんないわぁー!適当だもん、俺!笑』 『まぁーね、適当だけど、いいやつなんだよお前は!!適当ながらも、優しさもあるんだよね。ここぞとゆう時に、最低な事もさそちゃうけど!笑。しかも、女を裏切っても俺らは裏切らないでしょ!』 女は裏切ってもって…… 『お前、俺の事好きだべ?笑』 何か照れるわ! だから、照れ隠し 『いや、好きだし!笑』 キモイなぁー 『なぉ~に、その誉め殺し!やだわぁ~!』
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