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千尋も驚いていた。
「光さん大丈夫?お母さんが手当てしたけど」と春。
「うん!里見さんは世界一の女医だもの」
里見は夫と医師として世界を飛び回っている。
光は今日以外にも何度か世話になっていた。
「あんた、家はこの近くか?」
「ううん、昨日アメリカから帰国したからまだ家はなくて」
「「え?」」
千尋と春は普通の女の子とは思えない発言に驚くしか出来ない。
「――グァァギュァッ!!」
聞いた事のない鳥の声が窓の外から聞こえた。
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