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目の前にはオーロラのような美しい光景が見える。そして、
「りなさい……」
「え?」
何処からか美しい女性の声がした。
「誰なの?」
その声は女神のような声だった。
しかし声の主は光の問いかけに耳を向けない。
「護りなさい、」
次第に声ははっきりとしてくる。
「人間の力で世界を護りなさい」
光の目の前に声の主らしき人影がボンヤリと見えた。
「人間の力で世界を護りなさい。私はその力をほんの少し貸しましょう」
(何?)
光は更に眩い“光”に包まれた。
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