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「二人がいい感じだから、邪魔かと」
「そんなのじゃないよっ!〃〃〃〃〃」
「全く馬鹿女!!」
光と千尋はあわあわする。
―ドガァァァンッ!!―
いきなり三人の居る場所の近くのビルが爆発した。
「何!?」
「どうしたの!?」
「何あれ!?」
三人はボロボロのビルを見上げる。
そこから、何匹もの大きな蛾が出てくる。
「こっちに来る!!」
何匹か蛾が三人の所へ飛んでくる。
「千尋君、お春ちゃん、逃げるよ!!」
「いや、大丈夫」
「へ?」
「光さん。兄ちゃんは大丈夫だよ」
千尋は余裕綽々の表情で意外なものを取り出した。
彼の背より長い薙刀だ。
「……どっから出したの?」
「よし、」
千尋は薙刀を手に構える。
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