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「シャアアアァッッ!!」
「きゃあぁっ!!助けて!!」
「!?」
光の視野に“怪物”に追われる小さな女の子がいた。
「あ、女の子が怪物にっ!」
回りをよく見ると怪物だらけ。地底から出てきた怪物が人々を襲う。
3メートルはある熊か虎に似た獣。
「うわぁー!!助けてくれぇ!!」
「イヤァッッー!!」
昼過ぎの街に人々の悲鳴が響く。
「……助けないと!」
「光ちゃん!?」
光はまず目の前の小さな女の子を助けようと怪物に向かっていく。
「てりゃあっ!」
光は怪物腹にに蹴りを入れる。細いが鍛えられている脚での蹴りに効果はある。怪物がうずくまるのを見て光は女の子を逃がす。
「さぁ、早く逃げて」
「うん」
女の子はそのまま走る。
里見さんは逃げてください。と里見に言い残し光は怪物がたくさんいる方に走り出す。
里見には光を止められなかった。
「……光ちゃん」
※
別の所で、光と同じく怪物と交戦している人物たちがいた。
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