旅は道連れ

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『私があまりに美しいばかりに悪人がしつこく付きまとうのです。 だからついにトサカに来て 「てめーみてーなブ男が私のような超べっぴんと遊ぼうなんざ1億年はぇーんだよ!」 と江戸っ子っぽく言ったら怒って追いかけて来たのです。』 見捨てていいような気もするが、そこは根がスケベな見句知金太。 『どうしたらええんや?』 とまんまと小増満子の術中にハマった。 『私を… 私を守ってほしいのです。 守ってくれたら一緒に旅をしてあなたを手伝うわ。 どうかお願い…。』 『お願い言われてもなぁ…。 ワシ格闘家やないで?』 『金太…守って…。ウッフン…』(←絶対にひらがなで読まないでください。) 『まかしとけ!』 あ~あ… .
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