4人が本棚に入れています
本棚に追加
見句知金太は悩んでいた。
『安請け合いしてしもたがワシは子供の頃から腕力に自信がないんやった。
喧嘩しても負けてばっかりや。
そやけど王女様を守るて言うてしもたし困ったなぁ。』
独り言のつもりだった見句知金太だったがやはりそこは商人。
こいつも地声がデカい為に小増満子に全部聞かれていた。
『ふ~ん。
あんた喧嘩しても負けてばかりなんだ。
金太、負けが多いのね。』(←絶対にひらがなで読まないでください。)
.
最初のコメントを投稿しよう!