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見句知金太は
『小増満子さん、お金払ってあげなよ。』
と言うが小増満子は
『王女は金なんか持ってないわよ。
カードよ、カード!
でもそのラーメン屋ったらカード使えないんだもん。
払えるわけないじゃないのさ!
それより音読みするなって言っただろ!
ミツコだよ、ミツコ!』
『なるほど。』
なぜか納得した見句知金太はラーメン屋の血絵流島配夫に向かって言った。
『ワシらは金は払えん。
諦めや!
それよりここモンゴンルやけど御徒町って上野の隣りちゃうんか?』
見句知金太の問いには答えず血絵流島配夫の怒りは頂点に達し…
『どうやら痛い目に合わなきゃわからねーようだな。』
喧嘩が弱いくせに口だけは達者な見句知金太は
『望むところや。
いつでもかかってこんかい!』
と言ってしまったからさぁ大変!
小増満子は見句知金太を仕方なく応援した。
『金太、負けるな!』(←絶対にひらがなで読まないでください。)
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